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株式投資入門・DCFの解説

株式投資を行うためには、多くの投資用語を知っておく必要があります。

投資用語を知ることは、株の世界になじむことにつながるので、

少しでも多くの語彙を持ちましょう。

今回は、DCFについて分かりやすい解説を見つけてきました。


※この記事の引用は読売新聞から行いました

<第160回>DCFって何?
 前回の「株式交換」で、保有銘柄の交換比率にやや不満げな貯金ブタさん。今回は、将来の利益を考慮した企業価値というテーマを通じて、交換比率の算出方法を招き猫さんに教わります。

前回の「株式交換比率」に納得がいかないなあ…。比率に不満がある!!
たしかキミの保有株の場合、1株に対して0.3株が割り当てられるんだったね。
この比率はどうやって決めてるの?
前回例に挙げた吉本興業とファンダンゴの株式交換の場合、
市場株価分析
類似会社比較分析
DCF分析
 の3つの方法で、企業価値(株価)を算出して交換比率を決めているね。
どんな方法なの?
(1)の市場株価分析は、株式市場での株価推移を参考にして、(2)の類似会社比較分析は、事業内容や規模、成長性などが似たような類似会社と比較して、算出するんだ。
(3)のDCFっていうのは何?
DCFとは、「ディスカウント・キャッシュ・フロー」といって、「割引現在価値」とも呼ばれるんだ。
教えて!
それではまず質問。「今日100万円受け取る」のと、「5年後に101万円受け取る」のとでは、どっちがいい?
もちろん、金額の多い101万円もらうほうがいいに決まってるよ!
DCFの考え方では、今日100万円もらったほうが得になるんだ。
なんで?
今100万もらって金利1%の預金や国債に5年間預ければ、5年後には105万になるでしょ?
本当だ…。
つまり5年後の105万円は、金利や時間を考慮すると、現在の100万円と同じ価値ともいえる。同じように計算すると、「5年後の101万円」の現在価値は、96万円ちょっとになるね。
なるほど。
ディスカウントキャッシュフローは、こうやって時間や金利のことも考慮して、将来受け取るお金を現在価値に置き換えるんだ。
でも、この考え方が企業価値となんの関係があるの?
「企業が将来どれだけのキャッシュフローを生み出すのか」は、企業価値をはかるモノサシのひとつとなる。
たしかに。
そのために、(1年後のキャッシュフローの現在価値+2年後のキャッシュフローの現在価値+3年後のキャッシュフローの現在価値)というように、将来のキャッシュフローの合計を現在価値に換算するんだ。
うん。
たとえばそうやって算出した企業価値が1億円だとすると、「今1億円より安い価格でその企業を買収すれば、最終的に儲かるだろう」って具合に、投資判断もしやすくなる。
いろいろ検討して交換比率を決めてたんだね。それなら納得したよ。
実際の算出にはもっと複雑な式を使うけど、今回は
「同じ100万円でも受け取る時期が変わると価値も違う」
「将来生み出すキャッシュフローは企業価値のモノサシの一つ」
という点をまずは覚えておこう。

Posted by sekaiiti : 12:58 | Trackbacks (0) | Page Top ▲

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